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地球外生命に最も適した地として土星の衛星エンケラドスが急浮上!?
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 地球外生命体へ想いを馳せるワクワク妄想タイムがまたしても広がりを見せたようだ。地球外生命に適した場所の有力候補として、土星の衛星エンケラドスが浮上しているという。これは、地球外知的生命体探査プロジェクト「SETI」のワークショップで話題にあがったもので、今すぐ探査に向かうというわけにはいかないが、何を調べるべきかの検討がすでに始まっている。

ソース:地球外生命に最も適した地はエンケラドス?

 地球外生命というと現在では火星に最も注目が集められており、火星での生命探査に関する計画も存在している。しかし、火星よりも遠く離れた土星の衛星エンケラドスの方が生命のいそうな環境であることがわかってきた。

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 エンケラドスには液体の水、有機炭素、窒素など生命を形成するのに必要とされる元素などが見つかっている。エンケラドスは氷火山活動も観測されており、その付近には液体の水が大量にある可能性が高いと考えられている。

 地球でもメタン(CH4)を餌にする「メタン菌」の存在が知られており、エンケラドスにメタンやアセチレン(C2H2)といった有機物があるのなら、それを餌にして微生物が生存できる環境にあると考えられる。アセチレンは、エンケラドスから間欠泉のように噴き出す蒸気に含まれているのではという手がかりも得られている。しかし、これらの物質を発見しても、それは生命の存在を示すものとはならず、生命の痕跡を示すような指標を別に探さなければならない。それは何か?答えは同位体にあるという。

 *同位体は陽子の数が等しいため同じ元素に分類されるが、中性子の数が違うことで質量が異なる原子のこと。たとえば、もっとも多い「炭素12」の原子核は6つの陽子と6つの中性子から成るのに対し、同位体の「炭素13」は中性子が1つ増え、質量もその分大きい。

 炭素には質量数が12と13という安定同位体があるが、生命活動のある環境では炭素12が多くなることが知られている。もしエンケラドスのメタン中を調べて炭素12の割合が多ければ、生命活動の強い証拠だと言える。

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 こういった検証を行うには、シンプルにエンケラドスからの噴出物を採取して持ち帰ればよいのだが、タイタンなど他の衛星探査と組み合わせるのが効率的だろう。また、エンケラドスを周回する、着陸機を使って複数の地域を調べる…などなど、ミッションプランの選択肢はいろいろある。

土星に探査機を送る場合、到着までに10年もかかるが、木星スイングバイを行うと3年も短縮することができる。この木星の重力という「アシスト」を得るためには2015年~2017年の打ち上げがベストタイミングで、それを逃すと2030年まで待たなければならず、非常に長期にわたるミッションとなってしまう。

 だが、それが必ずしも大きなマイナスと考えられているわけではない。そもそも宇宙探査は時間のかかるものだ。あせらず、質のよいミッションをじっくり練ることが、結果的には大きな成果をもたらすことになるのかもしれない。

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 地球外生命体が微生物レベルなのか虫レベルのかはわからないままに、何かいそうな気配は醸し出しているね。太陽系内で言うと、火星のみならず、木星の衛星エウロパやイオ、土星の衛星タイタンや海王星の衛星トリトンも地球外生命体生息の地として有力視されているわけで、21世紀後半には驚くべき結果がが判明するかも??

エンケラドゥス とは・・・
1789年に天文学者ウィリアム・ハーシェルによって発見された土星の衛星。エンケラドゥスは土星から24万キロメートル離れたところを33時間ほどで公転している。 直径は平均500キロメートルほどで、土星の衛星としては6番目に大きい。表面は反射率が高く、比較的新しい氷で覆われている。2005年3月ごろ、エンケラドゥスに接近したNASA/ESAの無人土星探査機カッシーニが、エンケラドゥスに極めて微量の大気を発見した。大気の成分は水蒸気と見られている。しかし、エンケラドゥスは重力が小さく、大気はすぐに宇宙に逃げてしまうため、火山か間欠泉などの大気の安定した供給源があるものとみられる。

Enceladus - Saturns moon


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