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新理論:多元宇宙と我々の宇宙はお互いに影響し合っている(豪研究)
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 最近パラレルワールドと呼ばれる多元宇宙に関しての議論が活発化しているようだ。

 オーストラリアのグリフィス大学ハワード・ワイズマンの研究チームは量子物理学を元に、私達の宇宙とパラレルワールドである「多元宇宙」がお互いに量子的に影響し合っている可能性があることを発表した。この研究はphysical review Xという物理学誌に掲載され、研究チームのリーダーは「ミカエル・ホール」という人物である事が発表されている。

 量子物理学は非常に複雑な分野で、我々の世界にありながら、日常で感じているニュートン力学とは全く違う、予測の出来ない働きを見せる事がある。量子物理学の基礎として、「量子は数々の状態が折り重なって存在している」という物があり、この折り重なった状態は観測者が「観測するまで」不安定なのだ。

 20世紀半ばに登場した「多元宇宙論」は当初「多元宇宙同士はある瞬間を境に増えるが、増えた先の数々の宇宙は互いに干渉し合う事はなく、それぞれ全く違う空間を持っている」という理論が主流であった。しかし今回発表された新しい理論では、「多元宇宙は独立しておらず、お互いにオーバーラップした(重なり合った)状態で存在し、干渉しあっているのではないか?」と言われている。

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 ワイズマン氏は今回の研究についてこう語っている。 「つまり全ての可能性は現実なんです。例えば隕石が恐竜を絶滅に追いやった出来事を回避出来た世界も存在しているし、オーストラリアがポルトガルに占領されてしまった世界も存在している。これまでの理論では、こういった多元宇宙を証明する事はできませんでしたが、我々が新たに提唱する理論ではお互いに干渉している可能性があるので、もしかしたら多元宇宙論を証明できるかもしれません。」

 この多元宇宙論で唱えられる数々の宇宙には我々と全く似た世界が幾つも存在している可能性がある。また「バタフライ効果」によって我々の世界から完全に変わってしまった世界も存在している可能性があるという。こういった世界は全て、我々の世界のコピー等ではなく、それぞれが等しく我々の世界と同様に本物・現実なのだ。

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 「我々の理論の素晴らしいところは、仮にニュートン力学しか存在しない世界があり、量子力学しか存在しない世界があるとしたら、そのどちらでもない全く新しい物理学の元で存在している世界もあるはずなんです。そして、我々の理論を元に今後は新しい量子力学の基盤が作り上げられて行く事だろうと思います。」とワイズマン氏は語った。

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 この理論に対する物理学コミュニティの評価はまちまちで、今まさに熱を帯びた議論が成されている所である。チェコの物理学者ルボス・モトル氏はワイズマン氏の新理論を 「何の生産性もない、時間の無駄」 と激しく非難し、ミシガン大学チャールズ・セベンス氏はワイズマン氏と全く違う方法で同じ可能性にたどり着き 「ワイズマン氏の研究は基底エネルギーとトンネル効果に新しい光を指す素晴らしい研究だ」 と称賛した。

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理論はわかった。だが現実の問題としては、この理論を今後どうやって証明するか?という事である。

via:iflscience

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