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チリで発見された超小型のミイラ「アタカマ・ヒューマノイド」に関する議論が再熱。研究手法の欠陥や倫理的問題が浮上
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 チリ、アタカマ砂漠で10年前に発見された身長15センチのミイラは、「アタカマ・ヒューマノイド」とも「アタカマ・エイリアン」とも呼ばれ、学者を困惑させてきた。



 その姿は人間と非人間の両方の特徴を有しており、捨てられた異星人の遺体では?という推測も流れていた。



 2013年、スタンフォード大学の研究チームにより、このミイラは人間の胎児であるとの研究結果が報告されたが、骨格の変形に関する疑問がまだ残されていた。



 今回、国際的研究チームが新たに行ったDNA解析と骨格の調査で、やはりどうやら、このミイラは人間の胎児であることが裏付けられた。



 だが、アタカマのミイラは男の子ではなく、骨の年齢が進むなどの遺伝的な異常を抱えた人間の女の子であると判断された。



 ようやくその正体を巡り最終的な決着がついたかのように思われた。しかし結果が発表されるやいなや、その調査結果や研究の倫理的側面についていくつもの批判が寄せられた。

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アタカマ・ヒューマノイドは15週の人間(女児)の胎児



 今回、国際的研究チームが実施した調査によると、このミイラは15週くらいの典型的な胎児であるという。



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 アタカマ・ヒューマノイド、通称「アタ」と呼ばれる謎のミイラは、2003年にアタカマ砂漠のゴーストタウンで歴史的遺物を探していたオスカル・ムーニョース氏によって発見された。地元の新聞によると、廃墟の教会の付近で、白い布に包まれ状態で発見されたという。



 それは身長15センチほどで、硬い歯があり、頭部には尖頭症らしき兆候が見られた。体はうろこ状で、褐色。また肋骨は10対しかなかった。



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 結局アタはスペイン人収集家の手に渡り、その後スタンフォード大学の研究者ギャリー・ノーラン氏によってDNAの解析が行われた。



 だが、最新の研究となる『Genome Research』に掲載された報告は、遺伝子の異常のせいで、骨の年齢が進むなど、発達に異常があった人間の女の子というものだった。



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ノーラン氏に批判殺到



 しかしこれに対して、ノーラン氏が数日後に自己弁護をしなければならなくなるほどの批判が寄せられた。



 チリ政府とノーラン氏の研究に批判的な研究者らは、遺骨は違法に国から持ち出されたもので、その後の研究は行われるべきではなかったと主張している。



 今回の調査は、これまでの研究における方法、遺骨の年齢、発達、突然変異といったことに関するいくつもの問題点を指摘している。



 例えば、通常なら12対あるはずの肋骨がアタには10対しかなく、従来の研究ではそれが異常の証拠であるとされてきた。しかし最新の調査では、これは「浮遊肋骨」という、この時期にはまだ形成されていない部分が欠けているだけだと指摘する。



 また尖頭症らしき長く伸びた頭蓋骨についても、早産の胎児には普通のことだという。



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アタは割と最近流産した胎児



 「総合して考えると、アタの骨格年齢に関する方法も発見も、生物考古学、法医学、小児科学・産科学で用いられる年齢推定をする際の認可された基準を満たしていない」と論文は批判している。



 倫理的な懸念に加え、研究者はこれは流産の事例である線が濃厚で、しかも最近のものかもしれないとも述べる。



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 「このミイラはアタカマ砂漠で暮らす母親の悲しい喪失を映し出しています」とチリ、タラパカ大学の生物考古学者ベルナルド・アリアサ博士は話す。



 今回の議論は、考古学と遺伝子研究の倫理的側面(特に標本の合法性がはっきりしない場合)に重要な疑問を投げかけるものだろう。




☆そうだったのか!

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