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おやすみ、ケプラー!太陽系外惑星を観測し続けていたケプラーがスリープモードに突入。燃料が底をつき最後の眠りへ
Youtube版もご覧くださいませm(__)m

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 ケプラー探査機(宇宙機)のミッションは終わりを迎えようとしている。



 太陽系外惑星や他の太陽系に関する理解を大きく変えた探査機には、もうほとんど燃料が残されていない。



 現在、ケプラーはスリープモードに移行。残された燃料を、最後となるかもしれないデータを地球に送信するためにとっておくためだ。



 それは10月10日に予定されている。

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ほとんど燃料は残っていないことを確認



 正確にどのくらいの燃料が残っているのかを知ることは難しいが、ほぼ残っていないと推測されている。



 地球のような重力が十分にある場所なら、燃料の計測は単純だ。タンクの底に溜まっているために、簡単に測れる。



 しかし宇宙空間では、タンク内に加圧された空気袋があり、これが膨らむことでタンクから燃料を押し出すようになっている。



 これは燃料を本体に送り込むには効率のいい方法だが、残りの燃料を計測するには向かない。



 空気袋の圧力は残りの燃料を把握する指標になる。しかしタンクの壁が空気袋と燃料を押さえつけてしまうので、燃料が少なくなるほどに、圧力から知れる燃料の残量は不正確になってしまう。



 これ以外にも残量を知る方法はあるが、それらもあまり正確ではない。



 ケプラーを担当するチームは、そうした方法を全て試し、そこからおおよその残り燃料を推測した。



 その結果、今回もう無駄にできる燃料はないことが判明したわけである。



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image credit:NASA




これまでのケプラーの成果



 ケプラーが打ち上げられたのは2009年のこと。以来、多大な功績を収めてきた。最初のミッションでは空のほんの一区画に2327個もの外惑星があることを確認した。



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ケプラーが調査していた空の領域の星図(NASA / Ames / JPL-Caltech)



 一方で、2012年にはトラブルにも見舞われた。



 4つあるリアクションホイールのうち2つが故障してしまったのだ。リアクションホイールは精密な照準をつけるために必要なものであるため、これは致命的なアクシデントとなった。



 そこで、機体の状況に応じて、超新星・星の形成・小惑星・彗星を観測する第二のミッションに変更された。これは「K2」あるいは「セカンドライト」と呼ばれている。



 セカンドライトでは、325個の外惑星が確認された。しかし、現時点ではこのミッションによるデータのすべてはまだ受信されていない。



 最後のミッションは、2018年8月29日に開始された19回目の観測キャンペーンだ。27日間で、水瓶座にある3万個以上の星々と銀河を観測した。



 また、7つの地球サイズの惑星を伴うTRAPPIST-1をはじめ、外惑星を持つと推測されている外惑星系は10以上もある。そのため、ケプラーによる外惑星の発見数は今後も増える公算が高い。



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image credit:Jon Lomberg/NASA


ケプラーの以前の外惑星調査



 ケプラーが打ち上げられる前、外惑星の理解はほとんど進んでいなかった。地球上にある望遠鏡からでは、数年で数個の発見がせいぜいだったのだ。



 初めて外惑星が確認されたのは1992年のことで、PSR B1257+12というパルサーでまとめて発見された。

 

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image credit:NASA/Kepler


 外惑星の発見が一気に加速したのは、ケプラーあってのことだ。



 ケプラーは外惑星以外にも、2015年に超新星を3つ観測している。さらに我々の太陽系においても、2016 BP81というカイパーベルト天体を皮切りに天体を発見した。



 10月10日には、もしかしたら最後となるかもしれないNASAディープスペースネットワークを介したデータが届けられることだろう。



 ケプラーは燃料が尽きるその時まで、外惑星を見続け、我々に新たなる発見を知らせてくれるだろう。



 そのケプラーからバトンを渡されたのは、今年4月に打ち上げられた後継機となるTESS (Transiting Exoplanet Survey Satellite)だ

 

 今後2年間で20万個もの星々を観測し、ケプラー以上の精度で外惑星の調査を行う予定である。





Meet NASA's new exoplanet-hunting satellite, TESS

via:universetoday/

☆ケプラーなんて、存在すら知らなんだ!

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the final

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