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睡眠学習は効果がある?寝てる間に新しい情報を学習することは可能であることが判明(イスラエル研究)
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 かつて少年、少女漫画雑誌などにさかんに広告されていた「睡眠学習法」。枕などがそのままカセットプレイヤーとなっていて、寝ている間にその枕から音声を再生し続けることで、朝起きたらあら不思議。覚えたいことをスラスラ記憶していたよ。なんてキャッチコピーが踊る「睡眠学習枕」などが定番で、うっかり買ってしまった人もいるんじゃないだろうか?

 これまでの研究で、睡眠中、かつて経験した出来事や記憶を増強することができることはわかっていた。それではまったく知らない情報を学習し、記憶することは可能なのか?

ソース:Study: You Can Learn New Things in Your Sleep
睡眠学習が実現できる可能性 | スラッシュドット・ジャパン サイエンス

 結論から言えば、寝ている間に新しい情報を学習することは可能である。

 今回、イスラエルのワイツマン科学研究所のAnat Arzi博士が中心となって行った研究では、「パブロフの犬」の実験で有名となった古典的条件づけを使って、睡眠中の嗅覚と聴覚の関連を調べられた。古典的条件づけとは、中性的刺激が、生理的反射を引き起こす刺激(無条件刺激)とともに繰り返し呈示されることによって、単独でもその生理的反射を引き起こすようになる現象のことである。

 まず55人の被験者に対して、寝ている間に特定のパターンのニオイと音を嗅がせて条件反射を覚えさせた。「良いニオイとそれに関連した音」、「臭いニオイとそれに関連した音」、「音」のみの3パターンを訓練し覚えさせたが、被験者本人にはこうした条件反射の訓練が行われたことは知らされていない。

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 このような「学習」を行った後、「良いニオイとともに鳴らした音」だけを聞かせた場合、深い呼吸が起き、また「臭いニオイとともに鳴らした音」だけを聞かせた場合、浅く呼吸をする、という反応が見られたという。今度は完全に目覚めた状態で同様にニオイに関連した音のみを聴いてもらうと、やはりニオイを嗅いだ時と同じような反応を示した。

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 条件反射による反応は、寝ていても目覚めていても再現されるということから、寝ている間に被験者が新しい情報を受け入れたことが判明した。もともと関係がない音とニオイの関係を大脳がしっかりと覚えていたということだ。さらにレム睡眠とノンレム睡眠との違いにより、学習効果に差が出るかを研究したところ、ノンレム睡眠時のほうが学習効果が顕著に現れたそうだ。

 今回の研究は、人が睡眠時に新しいことを学習することが可能であることを検証した形となったわけで、睡眠学習もあなどれないということか。というか寝ている間に、身に覚えのないことや、まったく知らないことがインプットされて、自分自分の記憶に刷り込まれていってしまうとか、ある意味「洗脳」することが可能であるということにもなるわけ?もしそうならちょっとしたホラーだな。

☆俺、睡眠学習やっとったんや、今で言う自動記憶と同じ原理やろ?
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