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ロボットに人間の気持ちを共有させることの必要性(ドイツ研究)
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 落ち込んでる時は肩をポンと叩いて励ましてくれる。うれしい時は一緒になって笑い、ひどい目にあった時には一緒になって怒りをあらわにし、そしてまた、悩みを打ち明けた時は「ボクにもそんなことがあったよ」としんみり相談に乗ってくれる。人は皆、自分の気持ちを共有し、共感を得たい生き物であり、そんな友の登場を待ち望んでいる。

 心理学者達はこの種の共感が、より良い人間関係を築くための重要な社会的概念であると理解している。そして今、研究者達は、ロボットに人間に対する「共感」を持たせることで、人間とロボットの距離をより近づけることができるかどうかを実験中だという。

 10月に開催された、アメリカ合衆国に本部を持つ電気・電子技術の学会「IEEE」主催のロボット知能に関する国際会議では、ミュンヘン工科大学のバーバーラ・ゴンゾール博士による、「未来のパートナーとしてのロボットは、人は感情を共有する必要性があるのか?」というテーマについての検証が行われた。

 実験では頭部しかないエディというロボットが使用された。エディは背後にいる研究者に操作されている。被験者はエディに"画像を分類するお仕事を手伝ってくれない?できればたくさん分類して欲しいんだけど"と依頼され、画像を分類する作業を行う。しかしそれは分類しきれず残りが出るよう故意に仕向けられた退屈な作業だ。

 被験者は2つのグループに分けられた。1つのグループは、作業に入る前に、エディから" How are you?(こんにちは)" と声をかけられる。その人がそれに応じると、 "Me too!(ボクもだよ!)"とエディは心地よい返事を帰す。エディはこのグループの被験者に対し他にもちょっとしたゲームをして、心の交流を図った。もう一つのグループは、何の交流を交わさず、いきなりエディから依頼された作業に入る。。

 その結果、エディが人間の気分に順応し挨拶をしたグループは、いきなり作業に入ったグループに比べ、65%以上もの画像の分類を行ったという。

 実験の様子がわかる映像


 ロボットが人間のような感情がある"フリをする"ことは、「非倫理的だ」と考える人もいるだろう。もしロボットが実際に感情を持たず、"Me too."と言うのは"嘘をつく"ということになるだろうか?そして、それはある種の印象操作になるのだろうか?

 だが考えてほしい。自分が上機嫌でいるのに、常にロボットが陰気な様子だったり、逆に自分が落ち込んでるとき、気が利かないロボットが常にハッピーな様子でいるのを望む人がいるだろうか。私達の社会にはほんのわずかな共感が重要であり、実際にこの研究により、社会的に有利になるのは人々の気分に順応するロボットだということが示唆されたのだ。

 今後ロボットは更に進化を遂げ、人間社会の中に深く入り込んでいくことになるだろう。その時に忘れてはならないのは、無機質なロボットよりも、例えそれが社交辞令であっても「愛想の良い」ロボットの方が、人間自体の生産性が向上していく可能性があるということだ。

ソース:Robot Mirrors Our Emotions To Be More Social - IEEE Spectrum

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☆ロボットの顔が不気味すぎるわい!
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