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なぜ詐欺師にだまされてしまうのか?脳は他者への共感と分析的思考を同時に処理できない(米研究)
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 人間は高い社会性を持つ動物であり、気持ちを共有させることで、お互いを高めあい価値観を共有し、文明を発達させていった。人を思いやる気持ちは誰にでもあるはずなのだが、時として他者への共感よりも自分の利益を優先させてしまうことがある。逆に、普通なら考えられないような、おかしなことにうっかり騙されてしまうこともある。実はこれ、脳の働きにあるようだ。

 米研究者の最新の研究によると、我々の脳は他者への共感と分析的思考を両立できないということが明らかになった。脳が他者への共感に関して作業している時、冷静に何かを分析する作業へのネットワークは遮断されてしまうという。その逆もしかりだ。

 米オハイオ州ケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究によると、「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧されることが明らかとなった。

 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。

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 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという。

 この仕組みは自閉症やウイリアムズ症候群を例にとると分かりやすいという。自閉症患者は空間視覚を伴う問題を解くのに長けているが、社会機能に問題を抱えることが多い。これに対しウイリアムズ症候群は非常に温厚で優しいという特徴を持つが、空間視覚を伴う問題に対する能力が低いことが多い。

 今回の研究は脳に構造的な制約があり、共感することと分析的思考を同時に行えないことを示す初めての研究となった。

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 つまり詐欺師に騙される人は、共感に関する脳のネットワークを活発化させているため、冷静に自分の置かれている状況を分析することができなくなってしまうのだ。詐欺師の方は人をだますための戦略を論理的に考えることに脳を使っているので、騙される人の気持ちなどまったく考えられない。非常に理知的な人でも詐欺に引っかかってしまう場合があるのはこの構造のためと考えられるとのことだ。

 なのでたまに脳を休息させ、その問題について考えないようにすることも大事なことなのかな?人間の脳って優れているようで、いろいろ不具合もあるみたいだね。

sauce:science daily,スラッシュドット

☆俺、京都に住んでるときTVで紹介されるほどの有名な詐欺師に声かけられたとあるでぇ~!ばばぁだったので相手にせず引っかかりはしなかったが、TVで見てびっくりしたでぇ~!

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