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2045年、コンピューターの能力が全人類の知能を上回る?その時人類は・・・
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 宇宙物理学者であり理学博士である松田卓也博士が2045年問題に関するインタビュー記事が掲載されていた。

 松田博士によると、2045年、コンピューターの能力が全人類の知能を上回るという説は確実性が高いそうで、現時点でも知能を問うものや特定のゲームにおいては、すでにコンピューターが人間を上回っているという。

 この説を最も盛んに論じているのは、アメリカの人工知能研究者・未来学者のレイ・カーツワイルで、彼は「ムーアの法則」を論拠にしている。「ムーアの法則」とは、“コンピューターの進化速度は、18ヵ月ごとに2倍になる”というもので、現在までほぼそのとおりに進んでいるのだそうだ。

レイ・カーツワイル
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 チェスや将棋ではすでにトップクラスの人間がコンピューターに負けた。またアメリカでは『ジェパディ!』という常識を問うクイズ番組で、IBMの人工知能が人間のチャンピオンに勝った。これは人間のように音声で解答するコンピューターである。

 頭脳をコンピューターでシミュレートする分野でも、すでにマウス程度の脳と同程度のものは成功してるという。EUの計画では、今後10年程度で人間の脳をシミュレートする予定だそうだ。デバイス技術でも、すでにGoogleが「Google glass」を発表している。これは、メガネのレンズ上に情報を表示する装置で、人工知能と組み合わせれば、装着するだけでいろんな情報を引き出せるようになる。

グーグル・グラスでいつか・・・Google glass


 また、松田博士はSFものアニメが好きで特に『攻殻機動隊』や『イノセンス』は100回くらい観ているんだそうだが、そこで登場する技術のうちかなりの部分は実現されているという。『スター・トレック』に出てくる瞬間移動も、実は原子レベルではすでに成功してる。ただし、カーク船長程度の大きなものを移動させるのは、かなり未来の話となるそうだが。

コンピューターの能力が全人類の知能を上回る時その時、人類は?

 人間と人工知能がドッキングすることで“知能の増強”が可能となる。例えば、メガネに向かって「こういうアイデアを論文にしたい」と命令すると、コンピューターが過去の論文や研究成果を調べた上で数値計算を行ない、その結果を文章で表示してくれるとか、同じように医療用のメガネを作ることで、短期間で医師が養成できる。また、裁判の時、100万件を超えることもある裁判資料を下読みし、1000件まで絞って人間の負担を減らすという技術は、すでにアメリカの司法の現場で取り入れられているという。

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 そうなってくると人間の失業率がぐんぐん上昇することになるだろう。医師や弁護士の数はぐっと減るし、株取引はすでにコンピューターが担っているので、トレーダーが失業する。車はすでに無人運転が可能となっているので、トラック、タクシーの運転手が失業する。

 松田博士はこの現象を「機械による失業」と呼んでいる。実は産業革命のときも同じようなことが起きているそうだ。そう考えると、これから先は、より限られたトップ中のトップの人間か、逆に美容師や清掃など機械に任せるのが難しい技能労働の分野しかいらなくなる。この格差の拡大に対応するためには、北欧型の福祉国家にするなどの対応を国家がしていかなければならなくなる可能性もあるという。解決が難しい問題だが、個人レベルなら「人のできないことをする人間になれ」と松田博士はアドバイスしているそうだ。
via:2045年にはコンピューターの能力が全人類の知能を上回る?

関連動画:AT&Tが1993年に予測した未来


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