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ニワトリが先か、卵が先かって話よりもすごい!ゆで卵を生卵に戻す方法が開発される(米研究)
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 ニワトリが先なのか、卵が先なのか?そんな哲学めいたことを考えている間に、科学技術はどんどん進歩しているようだ。

 カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の科学者らは、ゆで卵を生卵に戻す方法を発明したのだ。このイノベーションは癌治療や食品生産にくわえ、世界で18兆円規模の市場を誇るバイオテクノロジー産業のコストを劇的に引き下げる可能性を秘めている。

 UCIのグレゴリー・ウェイス教授らが考案したのは、絡み合ったタンパク質を引きはがし、再度折り重ねる方法だ。この方法を用いれば、卵の白身を90度で20分ほど茹でたあと、鍵となるタンパク質を正常な状態に戻すことができる。

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 ウェイス教授らがこれまで研究を進めていたのは、貴重な分子タンパク質を効率的に生産し、再利用する方法である。このタンパク質には幅広い利用価値があるのだが、しばしば構造的に不適切な状態へ間違って ”折りたたまれて” しまい、無駄になってしまうという問題があった。

 つまり、ゆで卵を生卵に戻すのは本来の目的ではなく、副産物的に生まれたものである。真の狙いは、試験管にしつこくこびりつくベトベトしたタンパク質が大量できてしまうという問題の解決であった。

 従来の方法では、この処理に大きな費用と手間がかかり、分子レベルで行う透析に類似した方法では4日間も費やす必要があった。しかし、新しい手法を用いれば、ものの数分で済むため、大幅な費用と時間の節約が可能となる。

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 ゆで卵からリゾチームという透明なタンパク質を再生するために利用されたのは尿素だ。これは白身をかじり取り、固まった物質を液化する。だが、分子レベルで見た場合、この段階ではタンパク質は使用には不向きな塊として丸まったままだ。そこで、さらにボルテックス流体素子という強力な機器を利用した。これによって薄いマイクロ流体フィルム内に剪断応力が加わり、小片のもつれが解け、適切な形状へと戻る。

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 新開発された方法は、タンパク質を扱う産業や研究を大きく変える潜在力を秘めている。例えば、製薬会社はがん抗体を作成する際にハムスター卵巣細胞を利用している。これは異常な折りたたみが少なくなるが、高価な代物である。しかし、大腸菌から素早く安価に一般的なタンパク質を再形成できれば、生産が効率化され、癌治療をより手頃なコストで行えるようになる。また、チーズ生産者や農家などの組み換えタンパク質を利用する業者にも大きな恩恵をもたらすだろう。


UCI Researchers Find Way To Unboil Eggs In Potential Cancer Fight Breakthrough

via:news.uci

☆俺が、生きている間には無理な技術だと思っていたのに・・・!

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