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地球の引力が月の表面に無数のひび割れを作っていることが判明(米研究)
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 地球の海の潮汐の原因が月の引力であることは良く知られている。だが、月を繋ぎ止める地球の引力の方が、月にずっと大きな影響を与えているそうだ。

 NASAの科学者によれば、地球の引力が月面に無数のひび割れを作り上げているという。これまで3,200以上のひび割れが特定されており、それぞれが長さ数km、深さ数mはある。

 米国立航空宇宙博物館のトーマス・ワターズ博士によれば、無数の断層が走る方向にはあるパターンが存在しているという。

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潮汐力と全体の収縮が断層崖を形成

 「その形成に影響する何か別のものを示唆しています。メッセージを送り、再調整している、星全体に作用する何かです」

 「耳たぶ状の崖(lobate scarp)」と呼ばれる断層が初めて発見されたのは2010年のことだ。NASAの月周回無人衛星ルナー・リコネサンス・オービター(LRO)が月面に散らばるひび割れを発見した。発見当初、液状の外核が冷えて収縮したことで、その上部にある硬い地殻にひびが入ったのだと考えられていた。

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月面で発見された衝上断層の数は3,200にも上る。赤線は断層の位置、矢印はおおよその方向を示す。

 その場合に出来上がるのは、衝上断層という方向に特定のパターンがない断層だ。しかし、月面のほぼ4分の3を捉えた高解像度画像の解析結果から、断層に特定のパターンがあることが判明した。これは別の力の影響の下でひび割れが形成されていることを示唆している。

 地球を楕円軌道で周回する月にかかる引力の変化なら、月面に特徴あるストレスを発生させるのに十分であるという。ワターズ博士によれば、月にかかる潮汐力と内部の冷却によって生じた月全体の収縮が組み合わさって生じるストレスによって、月面のひび割れが作られるそうだ。

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ルナー・リコネサンス・オービター・カメラが捉えたヴィッテロ・クラスター(Vitello Cluster)の断層。中央に劣化したクレーターがある。

 ひび割れは非常に新しく、今日でも活発に形成されているようだ。こうした作用は、月の地殻変動による大地形成の主な原因であると考えられている。

 このストレスは、遠地点という月の軌道が地球から最も遠ざかった地点において最大になる。仮に断層が現在でも活発であるのであれば、断層がずれることで発生する浅発月震を遠地点において検出できる可能性がある。

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 LROカメラの研究責任者である米アリゾナ州立大学のマーク・ロビンソン博士は、同人工衛星のカメラのおかげで、これまで検出できなかった数々の地殻的特徴が明らかになっていると説明する。

 「ミッション初期段階では、潮汐力が地殻形成に何らかの役割を果たしているとは思えませんでしたが、結論を出すには調査範囲が足りませんでした。現在では、適切なライティングの下、狭角カメラが撮影した画像は月の半分以上にも及び、構造的パターンがはっきりと見えるようになりました」

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衝上断層によって作られた段状の崖。

 2009年6月に打ち上げられたLROは7種類の観測機器によって、貴重なデータを大量に収集してきた。こうした詳細なデータセットは、これまで観測ができなかった微妙だが、重要な作用の究明を可能にしている。

via:cnet.dailymail

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