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宇宙人の巨大建造物なのか?恒星「KIC 8462852」を周回する謎の物体
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 ケプラー宇宙望遠鏡で宇宙を観測する研究者は、データの中に奇妙な点を見つけた。1,480光年先にあるKIC 8462852という恒星に、それを周回する惑星ではない巨大な何かが存在するのだ。
 
 通常、惑星が恒星の前を通過するとき、数時間から数日の間惑星の光を遮る。やがては背後に消え、また正面に現れる。しかし、このケースでは一度に80日間も光が弱まり、それが起きる間隔も不規則だ。

 塵や岩石の集まりとも違うようだ。そうしたデブリの環の存在は若い恒星でしか知られていないが、問題の星は若くない。また、デブリがあれば余計に赤外線が放射されるが、それもない。データは検証され、それを集めるケプラー自体も正常に機能していることが確認されている。

 そしてついに、わずかな可能性のみが残された。1つは彗星を自分の軌道に引きつけたというものだ。しかし、その可能性はおそらく低いだろう。謎の物体は光を20%も遮っているのだ。これは木星サイズの天体が遮る量よりもはるかに大きい。



 そこで浮上した説が、異星人の建造物によって光が遮られているというものだ。彗星説よりもさらになさそうなこととはいえ、非常に面白い。



我々は孤独なのか?



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 私たちが知る限り、宇宙で生命が進化したのはたった一度だけだ。私たちは唯一の事例であり、生命発生の条件や、それが起きる確率についての手がかりは多くない。



 仮に他の場所でも生命が誕生したとしよう。それが高度文明を持つ知的生命体に進化する確率とはどれほどのものなのだろうか? 1961年、天文学者フランシス・ドレイクは天の川に存在する知的文明の数を推定するための方程式を考案した。

 

 具体的な数値を入れることはどの変数でも難しいが、知的生命体にまで発達する確率はおそらく低いだろう。



 しかし、ケプラーはこれまで恒星の周囲に1,000個以上の惑星を発見してきており、科学者は天の川にはおそらく数十億もの惑星が存在すると推定している。知的生命体が極めて珍しい現象なのだとしても、圧倒的な数があれば、サイコロが振られる大きな可能性を残してくれる。



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■ドレイクの方程式

N=天の川に存在する人類が通信可能な文明の数

R*=人類がいる銀河系の中で1年間に誕生する恒星の数

fp=1つの恒星が惑星系を持つ割合

ne=1つの恒星が持つ、生命の存在が可能となる状態の惑星の平均数

fl=生命の存在が可能となる状態の惑星において、生命が実際に発生する割合

fi=発生した生命が知的なレベルまで進化する割合

fc=知的なレベルになった生命体が星間通信を行う割合

L=知的生命体による技術文明が通信をする状態にある期間(技術文明の存続期間)




ダイソン球



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 文明の技術が発達するにつれて、エネルギーの需要はますます高まる。物理学者フリーマン・ダイソンは、高度に進化した文明はいずれ恒星のエネルギー全てを利用する必要に迫られ、おそらく恒星を丸ごと覆ってそのエネルギー全てを集める構造物を建設するという仮説を唱えた。



 その派生的な構造物がダイソン・スウォームだ。これは恒星エネルギーの収集装置で恒星全体を覆ってしまう代わりに、その軌道を周回させるものである。この種の構造物なら恒星の光の大部分を遮ってしまうことはない。



 米カリフォルニア大学バークレー校のSETI(地球外知的生命体探査)研究センターのアンドリュー・セミョーン氏によれば、KIC 8462852の光を遮るっているのも、このダイソン・スウォームである可能性があるそうだ。これは必ずしも恒星の光を集める装置である必要はなく、望遠鏡や居住区である可能性もある。



証拠を求めて



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 この仮説を検証するために、研究チームはウェストバージニア州にあるグリーンバンク望遠鏡の使用を申請し、KIC 8462852周辺に生命のサインがないかどうか耳を傾けることにした。使用希望者が多数いるため申請が通るかどうかは分からないが、仮に通れば、研究チームは来年にも望遠鏡の100mの開口部をKIC 8462852に向け、そこから発せられる電波信号を解析することになる。



 これらの電波は、地球外生命体の探索を目的とする「ブレークスルー・リッスン計画」のために開発された「プリズム」というコンピューターを用いて、光を虹色に分ける丁度プリズムのようにいくつもの波長に分けられる。



 電子の場合はランダムに動き大量の電波を放出しているが、テクノロジー(少なくとも地球レベルでは)の場合は狭周波数帯に大量のエネルギーを放出する傾向がある。そこでプリズムで電波をいくつもの周波数に分けた後、そこにテクノロジーに起因すると思われる大量のエネルギーが含まれていないか確認する。



 もし狭周波数帯に変調された電波放射が含まれていれば、異星人以外に説明できないことになる。そのような電波を作り出す自然現象は知られていないからだ。



とてつもない証拠が必要



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 しかし、宇宙は広大で、未知の現象に溢れている。異星人の証拠とされた現象が、単なる新発見の自然現象であったと判明することは珍しくはない。



 セミョーン氏も1961年に初めて発見されたパルサーの例を指摘する。これは宇宙人からの通信ではないかと疑われ、「緑の小人(Little Green Man)」を意味するLGM-1と名付けられたが、後に高速で回転する中性子星であることが明らかとなった。



 発見者のスーザン・ジョスリン・ベル=バーネル女史は、「別の文明から発せられた信号をキャッチしたと本気で信じていたわけではないが、そうした考えが頭をよぎったことは確か」とスピーチで述べている。



 KIC 8462852から有望な電波が本当に発せられていることが判明すれば、シミョーン氏のチームは、より高感度のカール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群を使用する予定でいる。ここから、恒星の光を妨げている物体について様々なことが判明するだろう。それが異星人によるものでなかったとしても、面白い結果が得られるはずだ。



via:popscidailymail

☆こういう話は、あきんねぇ!

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