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やっぱりヤバイのか?NASAが小惑星衝突から地球を守る専門部署を新設。地球防衛に向けて。
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 地球に壊滅的なダメージを与えかねない危険な小惑星が迫った場合に備えて、NASAはその脅威から地球を守る準備を進めている。この度、新たに惑星防衛調整室(Planetary Defense Coordination Office=PDCO)という小惑星発見を担う部署が設立されたのだ。



 PDCOは、地球に被害を与える可能性がある地球近傍天体をいち早く発見するために、NASA局内の調整を図る機関だ。新機関設立のずっと以前からもNASAは地球防衛に従事してきたが、今回の新設されたPDCOは、連邦緊急管理庁(FEMA)などとも連携し、こうした業務の拡大改善を図ることが狙いだ。



 NASAが前向きになると逆に地球ヤバイのかって話が信憑性を帯びているようで怖い。

 地球近傍天体観測プログラムの責任者であり、惑星防衛官にもなったリンドレイ・ジョンソン氏は、今回の設立はNASAが小惑星の発見に関するその国内及び国際的な取り組みに本腰を入れている証拠であるとコメントしている。



彗星や小惑星など地球近傍天体が衝突したときの影響



 90年代後半以前に生まれた人ならば、『ディープ・インパクト』という映画をご存知だろう。巨大な隕石が地球に迫り、アメリカとロシアの共同チームがその破壊の任務に赴くというあらすじだ。任務に失敗すれば、人類滅亡が待っている。



 映画で登場する11kmもの隕石は確かに大きく、地球に衝突すれば大きな被害が出ることは間違いないが、地球を完全に吹き飛ばすほどではないという。『アストロノミー&ジオフィジクス』誌に掲載された論文によれば、約50~100kmの巨大彗星ならば地球が破壊される可能性は高いそうだ。これまで木星と海王星の間を軌道するケンタウルス族から飛来した彗星が、4~10万年に1度の割合で衝突してきたという。



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 彗星は、もちろん小惑星とは別のものだ。彗星は氷、チリ、岩石で構成されるが、小惑星は金属や岩石が主である。とは言え、100kmもの大きさがあれば、どちらも地球を壊滅せしめることができる。



 アメリカ、コロラド大学のブライアン・トゥーン氏によれば、直径800mほどの小惑星ならば、TNT爆薬1,000億トン相当のエネルギーで甚大な被害と広範囲にわたる地震を引き起こすという。



 だがその程度では完全に壊滅的と言えるまでの被害は出ない。恐竜を絶滅させた小惑星は11~12kmあったと考えられている。映画の彗星が11kmだったのもこれに基づいていたのであろう。そして幸いにも、現段階で地球を壊滅させるほど大きい小惑星は発見されていない。



空を監視する必要性



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 恐竜絶滅以来、小惑星の衝突による大災害は起きていないが、今日までに13,500個の地球近傍天体が発見されている。実に、毎年1,500個もの地球近傍天体が新たに発見されているのだ。昨年のハロウィンでは、600mもの大きさを持つ2015 TB145という小惑星が地球をかすめていったことは記憶に新しい。



 NASA科学ミッション部門副長官ジョン・グランズフェルド氏によれば、現在のところ衝突が懸念されるものは発見されていないが、ハロウィンでのニアミスやロシア、チェリャビンスクで目撃された火球は、警戒を怠らず、空を監視する必要性があることを告げている。



 こうした観測を行うのは世界各国の天文台だ。NASAが使用するの広域赤外線探査衛星NEOWISEで、これが集めた画像から小惑星や彗星のデータを分析している。



PCDO設立の背景

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 NASAは1998年から地球近傍天体の観測を続けてきた。これは直径1kmを超える潜在的に危険な地球近傍天体の90%を発見するために、議会が出資したものだ。これまで、こうした大型のものは全体の93%にあたると推測される約911個が発見された。



 今後NASAが目指すのは、2020年までに直径120m以上の地球近傍天体の90%を特定することだ。だが、これらはサイズが小さく、大型のものよりも大量に存在するために発見はより困難である。



 こうしたことに加え、財政問題や事務上の煩雑さも頭痛の種である。過去5年で発見プログラムの予算は10倍にも増加したが、発見できた140m以上の小惑星は全体の10%にしか満たないと推測されている。こうした事情により、NASAは計画を見直す必要に迫られ、新たにPCDOが設立される運びとなった。



via:nasatechtimes.rt

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