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南極のオゾンホールに回復の兆しが!オゾンホールが徐々に小さくなっていることが判明
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 南極のオゾンホールの終わりの始まりだ。最新の調査によれば、春になると南半球にぽっかりと開いて危険な紫外線を通してきたオゾンホールが、2000年比で小さく、かつ出現が遅くなっているのだそうだ。



 1987年、オゾンホールの回復を目的として締結されたモントリオール議定書によって、エアコンなどの冷媒として使用され、成層圏のオゾン層減少の犯人であったフロンガスが禁止された。今回の調査は、その効果を証明したものだ。



 「惑星の住人である私たちは環境破壊というカタストロフィーを回避したのです」とアメリカ、マサチューセッツ工科大学の大気研究者スーザン・ソロモン氏。南極のオゾンホール研究の先駆者である彼女は、「やったわ!」と喜びの声を上げる。

回復の兆し



 オゾンホール回復の兆しはソロモン氏以外にも観測されている。2008年の研究からはオゾン層の減少速度が減速し始めたこと、2011年の研究からはオゾンが回復し始めたことが報告された。また2014年の世界気象機関(WMO)による評価でも、中低緯度で大幅な回復が始まったとしている。今回の研究はそうした回復傾向を再確認した形だ。



 実は2015年10月に南極で記録上最大級のオゾンホールが観測された。これはピーク時に2,820万km2にも達しており、本当にオゾンホールが回復基調にあるものか疑念が抱かれることになった。しかし、大規模な噴火がオゾン層の化学的性質に影響を与えることが証明されており、その影響である可能性があった。そこで、真実を明らかにするべくソロモン氏のチームが調査に乗り出す。



 その結果、2015年4月に噴火したチリのカルブコ山から硫黄粒子が成層圏に放出され、オゾン減少につながったことが判明した。これが巨大ホールが出現した一因だったのだ。



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 緻密に調整された気候モデルからも、2000~2015年の9月において南極上空のオゾンホールが平均450万km2縮小したことが判明している。9月は冬を経て太陽光の量が完全に戻り、オゾン層を食いつぶしていた大気中の化学反応が始まる時期であり、それゆえに非常に重要な結果と言える。

 

歓迎すべき変化



 これまでほとんどの専門家は、オゾンホールが最大になる10月に注目してきた。しかし、ソロモン氏は回復の兆しの多くは9月に現れると説明する。オゾンホール出現時期がそれまでよりも平均10日遅くなっているのだそうだ。



 南極上空に気象観測気球を飛ばして測定した結果、ソロモン氏のチームが使用するモデルによって予測される高度でオゾンが回復していることが確認された。「深さ、形、サイズ、タイミングが正常なのだから、勇気付けられます」



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南半球の1979年10月 - 2015年10月のオゾンマップの変化



 パリ、フランス国立科学研究センターの大気化学の専門家ソフィー・ゴダン=ビークマン氏は、9月の傾向について確信を持てるとコメントするが、まだもう数年様子を見たいとも話す。



 回復傾向にある一方で、オゾンホールが完全に修復するには今後何十年とかかるようだ。相当しっかりと穴が開いており、今世紀が終わる前になくなるとは思えないと話すのは、イギリス、レディング大学のミカエラ・ヘグリン氏だ。北極では南極に比べて小ぶりのオゾンホールが見られるが、こちらに修復の兆しは確認されていない。



 とはいえ、1980年代から南極のオゾンホールを調査してきたソロモン氏にとっては歓迎すべき変化だろう。「好転するところを見れるなんて素敵ですよ」と喜びを隠せない。



via:.sciencemagnaturementalfloss

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