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200万年前の超新星爆発が人類に影響を与えた可能性が示唆される(米研究)
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 ふたつの星の爆発が、初期の人類の生活を興味深いものにした可能性があるという。およそ200万年前、ふたつの超新星が地球の近くで爆発し、わたしたちの地球に破片の雨を浴びせた。その結果、地球に広がる海底に鉄の放射性同位体60Feの痕跡が残された。これは月の塵の層の中にも含まれているという。



 これらの超新星は、地球から数百光年離れたところにあり、地球の生物を全滅させるほどの影響力はなかったが、その爆風はわたしたちの祖先に少なからず影響を与えたようだ。これは人類の祖先ホモ・エレクトゥスが木から地上に降り立った時のことである。

 カンサス州トピーカにあるウォッシュバーン大学のブライアン・トーマスらは、このふたつの超新星爆発は、地球内生物全てに影響を及ぼし、我々人間の先祖もその行動様式や体質が変化した可能性があるという。



爆発の激しい光による生物への影響1


 最初に地球を襲った放射線は単なる可視光線だった。超新星はとても明るく、一時的には銀河系の中のどの星よりも強く輝いていて、その影響は地球にいても感じられるほどだった。



 実際、このように地球に近い超新星の最初の爆発後、満月と同じくらいの明るさが昼も夜も一年近くも続いたら、生物の体にさまざまな光害を及ぼした可能性がある。これは、人工的な光が野生動物に及ぼす影響の研究を見ればよくわかるという。



 「月の光を、生きる指針として利用する生物もいる」とトーマスは言う。「例えば、交配、分裂、産卵のタイミングや、食べ物をあさるようなこともそうだ。光の影響は、生物の定常的な行動プロセスをめちゃくちゃにしかなねない」





睡眠ホルモンへの影響2_e33


 さらに最近見つかった証拠から、夜の光は人のホルモン分泌に影響を与えることがわかっている。例えば、メラトニン。これは単にわたしたちを眠らせてくれるだけでなく、体のメカニズムを修復してくれる役目をもつホルモンだ。



 ここでは、生物の絶滅について話しているわけではないが、一世代か二世代はなんらかの生存の影響があったかもしれない。





放射性岩による健康への影響は?3_e29


 新超星爆発は、それが消えて500年たってもなお、放射性粒子を地球に飛来させていた。トーマスたちは、当時地球に降り注いだ放射線の平均値を、現在の標準的なバックグラウンド濃度の3倍と計算した。



 では放射線による健康への影響はどうなっているのか?「3倍という放射線濃度がただちに健康被害を与えていた決定的証拠はない」コロラド州立大学のマイケル・ヴァイルは言う。



 コロラドの特定地域では花崗岩が多いせいか土中にかなりの量のウランがあり、放射線量が高い。この地域の人々のガンの発症率は平均よりも少し高いのだが、それを超新星爆発が原因でできた平均より3倍高い放射性岩が原因だと結論づけるにはかなり無理がある。



 ブラジルのガラパリ、インドのケララ、イランのラムサールなどは平均より6~24倍以上も放射線量の高い地域でありながら、ガンの発生率は平均と変わらないという調査結果もある。それどころかどちらかというと長寿である人も多いという。



 火星探査機キュリオシティの放射能評価の研究監督であるドン・ハスラーは、「平均の30倍もの放射線を浴びている宇宙飛行士に比べたら、3倍の放射線など問題ではないのかもしれない」と言う。



 超新星から飛んできた放射性粒子は、ほとんどが中間子(不安定な亜原子粒子)で、貫通性が高いと考えられている。この放射性粒子は、バックグラウンド放射線のおもな成分であるラドン(吸い込むか、摂取しなくては有害にはならない)である。



 自然放射線が人類に何らかの影響を及ぼしている可能性はあるが、まだ詳しいことはわかっていない。





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 超新星が引き起こすダメージをはっきり量化するのは難しいが、少なくとも何らかの影響を及ぼしていることは確かである。では今後超新星による放射線が地球に飛来する可能性はあるのか?



 10億年光年ごとの比較的近くの超新星の及ぼす放射線量を試算しているNASAの宇宙放射線研究所のマイケル・シヴァーズ氏によると、今すぐになんらかの影響がありそうな超新星が近くにある可能性は小さいと言う。



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