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脳に電気刺激を与えることで不正を減らすことができることが判明。ただし「良心」がある人に限る(スイス研究)
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 人間だもの。ってやつなのかもしれない。

 人間は他人を騙すものだ。しかもけっこう頻繁に。



 こうした人を欺く行為をやめさせるために、まわりが圧力をかけたり、法律や道徳規範などのシステムやルールで縛りをかけてみるが、騙す人が絶滅することはない。



 最近、スイス、チューリッヒ大学の研究者がこんな研究結果を発表した。それは非侵襲(生体を傷つけない)で脳刺激を施すだけで正直な人間になれるというものだ。ただし例外がある。

脳に電極をつけ刺激を与える



 チューリッヒ大学、神経経済学・決断神経科学教授のクリスチャン・ラフ率いる研究チームは、相手を騙そうと考えているときの脳に電極を取りつけた。すると、特定の脳細胞に刺激を与えることで、より公明正大な行動をとる傾向があることがわかった。



 ただしそれは、騙していることに罪悪感がある人にだけ効果があり、人を騙すことをなんとも思わない人には有効でないこともわかった。





約8%の確率で存在する欺く人



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 研究チームはまず、サイコロ投げの実験を行った。実験に参加した145人の大学生たちに、1回サイコロをふるごとに五分五分の確率で9スイスフランをもらえると説明する。被験者は最大90フラン稼ぐことができる可能性がある。



 彼らは平均して3分の2以上の確率で勝てる組み合わせの目を出した。だが統計的にはありえない確率だ。結果的に約8%の被験者が可能な限りずるをしていたことがわかった。



 そこで被験者のやる気に関わる脳の部位を刺激したところ、被験者は正直に行動する方を選び、相手を騙す傾向が少なくなった。



 その結果、サイコロをふって勝てる平均確率は58%に落ちた。それでもまだありえない数字だが、それほど嘘をつかなくなったことは確かだ。



 だが相変わらず相手を騙そうとした人の割合は8%からそれほど変わらず、脳へのこうした刺激がすべての人に同じように作用するわけではないことがわかる。



ここからわかったことは、騙す行為を減らす脳への刺激は、おもにモラルの葛藤に少しでも苦しんだ被験者に効果があったが、稼ぎを最大にするばかりに夢中になっていた被験者にはそれほど影響を与えなかったということだ


 クリスチャン・ラフは語る。



 研究者たちは、その人の決断を揺るがす可能性がある潜在的要素についてはとりあえず省いた。つまり、性差、年齢、気分、認知能力、マキアヴェリズム(目的のためには手段を択ばないという考え方)、日和見主義傾向をはかる性格検査、出世競争、道徳基準をもたないこと、などだ。





他者に利益が行くゲームで判明した大義名分という名の不正肯定



 156人に行ったもうひとつの実験では、被験者本人だけでなく、匿名の他人にも金が入る仕組みのゲームを行った。このシナリオでも、人はやはり詐欺行為を頻繁に行った。



 おもしろいことに、この場合は脳に刺激を与えても不正は減らなかった。他人の為という大義名分があるため、私欲ではないと自分に思い込まることができるからである。





電気刺激を与えることで不正を減らすことはできる。

だがモラルのない人には効かない



 この研究結果は、不正を抑制する上である程度の効果が見込めるかもしれない。正直さに影響を与える神経プロセスは確実に存在する。少なくとも自分の不正行為に罪悪感を抱く人なら、脳に刺激を与えることでそれを是正することができるからだ。



 だが、不正行為にまったく罪悪感を抱かない人には効果がない。また「人の為」という大義名分が加わると不正行為を自己肯定してしまう。



 結局「人間はそういう風にできている」ということなのだろうか?



 浮気とかもある意味不正行為なのだが、罪悪感がない人なら何度でも繰り返しやりがちってことなのだろうか?



via:pnaseurekalertScientists developed a surprising new way to stop you from cheating

☆信じられんが、罪悪感のないやつはおる!

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